LIFEPARTNER Written by Ryuto Mizutani

【第○回】モテない人の多くの考え方は「原因論」。モテるためには「目的論」で考えるべきという話

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【第1回】恋愛経験の少ない男性がマッチングアプリで最短で彼女を作る方法
【第2回】恋愛経験の少ない男性がマッチングアプリで最短で彼女を作る方法(深堀編)
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こんにちは、リュートです。

「見た目にコンプレックスがあるから、なかなか彼女ができない」
「コミュニケーションが苦手だから、彼女ができない」

そう悩む方は、結構多いです。

僕自身、身重が162cmとチビですし、20代前半からオッサン並のM字ハゲで、かなりコンプレックスがありました。
その上、勉強が嫌いなので大学もFランで、地頭もそんなによくないです。

しかし、そんな僕でもとある「思考方法」を変えたことでコンプレックスなどに引っ張られることもなく、多くの女性との出会いに恵まれ、国立大学院卒の高学歴な美女と結婚することができました。

少し大げさに聞こえるかもしれませんが、その思考方法を変えることで人間が生まれ変わったように、恋愛や人生がどんどんうまくいくようになります。

今回はそんなコンプレックスをも覆し、あなたの考えにパラダイムシフトを起こすようなお話をしたいと思います。

パラダイムシフトとは、その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することをいう。

動画でもご覧いただけます。

目次

この記事でわかること

  • 思考方法を変えれば、何歳からでもどんどん成長できるということ
  • 恋愛や仕事、人生がうまくいきやすくなる

1.多くの人の考え方が「原因論」

「僕は実家が貧乏だったから、いい教育を受けられず、会社もいいところに入れない。見た目にも自信がないので、結婚したいと思えるような彼女ができない。」

これが「原因論」での考え方です。
“過去”に何かがあったから、”今”がこうなっている、という考え方ですね。

原因論:なんらかの原因が過去にあったから、今結果として、こうなっている。つまり、過去に原因があったから、現在今引っ張られている、という考え方

パッと聞いて「それはそうだな」、と思った人は多いのではないでしょうか?
なぜなら、これは世の中で多くの人が思う「一般的な考え方」だからなんです。

多くの方がこういう考え方に基づいて、今に対しての捉え方や、恋愛、人生や仕事の捉え方をしています。

これは、「ジークムント・フロイト」という人が提唱した考え方です。
理屈的には割と納得できる考え方だから、広く受け入れられています。

2.「目的論」で考えると人生が激変する

一方で、「目的論」というのは、”目的”があるから、”今”はこういうことをしている、という考え方です。

これは、「アルフレッド・アドラー」という心理学者が提唱した考え方です。

-----------
目的論:なにか目的が自分にあるから、その目的を達成するために今の感情や行動を、自分自身が決めている、という考え方
-----------

つまり、

今の行動とか感情は、過去に必ずしも起因しているわけではなくて、自分で今この感情を意思決定している

、ということなんです。

無意識的に、目的があるから怒っている、目的があるから悲しかったり、嬉しくなったりしている、と意思決定する。

これが目的論です。

これを初めて聞くと、あまり意味がわからないかもしれないです。

「今の感情って、心の中から湧き出てくるものではないのか?」とか、
「嬉しいって、自分で嬉しいと思おうとか、悲しいと思おうとか考えないんじゃないのか?」と思うかもしれません。

そうではなく、「感情や行動は自分自身で決められる」、というのが目的論です。

この考え方を取り入れられると、人生がすごく楽になります。
なぜなら、自分に現在の状況や行動、感情の決定権があることがわかるからです。

3.「原因論」と「目的論」との比較

原因論だと、「過去にこの原因があったからしょうがないよな」と思います。

例えば、「昔いじめられてたから、トラウマでしんどくて、鬱になっている。」という状況があったとしたら、

「過去はこういう状況が会ったから当然でしょ、仕方ないよな。。」と、自分で思ってしまう。

つまり、「原因があるから、自分で変えられない」、と思ってしまうのが原因論です。

この違いが大きくあるのが、おわかりですか?

原因論で考えると「過去とか原因に自分の人生の主導権を握られている」

ということです。

当たり前っぽく、「大学がFランだから大手に行けなかった」などというと「なるほど」と思いがちですが、こういう考え方だと、今現在の状況や未来を諦めてしまいがちな感じになってしまいます。

「自分は特にすごいことしてこなかったし、実績もないし、能力もないし、だからそこそこの仕事しかできない。かわいい彼女を作ることができない。」

こうなると一見は納得できそうだが、すごーくもったいないです。
なぜなら、考え方が自分が人生の主導権を握っていないからです。

目的論だったら「今の行動や感情は、自分が決めれる」ということがわかる

なので、行動しやすくなる。

感情さえも自分で決めている。ムカつくから、自分で怒ろうと実際決めている。

イライラする、もやもやする、どなりたい、仕事が忙しすぎてストレスがヤバすぎて発散したい。
イライラする目的があれば、ここぞというばかりに怒りの感情を出す。

つまり、感情は出し入れできる道具にすぎないのです。

これを知ると、本当に恋愛や人生がうまくいくようになります。

今の自分の行動も、自分で決めれる。
過去や原因に影響されずに、自分で決めれる、というのが目的論の考え方です。

逆に原因論で考えると、「自分はここまででしょ。」と思い込んで、本来の自分の力が発揮できなくなってしまいます。

原因論の危ないところ

「今、自分から見えてる自分が、本当の自分だと思っている」ところです。

ちょっとよくわからないと思うので、言い方を少し変えてみます。

「自分はこんなもんだ、過去こんな感じだったからこんなもんでしょ」、と自分を認識してしまう。
つまり、「自分で自分の可能性を決めてしまう」ということです。

実際、あなたが知らない自分のほうが、まだまだ発揮できていない魅力のほうが、本当の自分だという可能性だってある。

でも、原因論で考えると、過去に引きずられるから、過去の自分の行動が自分を作っていると思い、「自分はこんなもんだ」と思ってしまう。

反対に目的論だったら、「目的があるから自分はこの行動をしている。」
じゃあ目的を自分で設定すれば、自分で動ける、ということ。

この考え方がわかるとめちゃくちゃ楽だし、めちゃくちゃ人生が前に進みます。
「自分で悩む」と自分の意志で決めてるということが知れる。

そう思えると、「自分で悩むとか苦しむとか、自分で決めてるんだ。アホらし。」って思えちゃうんですね。

この思考方法の変化は激しいので劇薬でもあるし、副作用も多少はあります。

「原因論」から「目的論」への思考方法を変えると、
「自分ってこんなんだったんだ。」
「自分でこう進まないって決めてたんだ、めっちゃショック」という副作用もあります。

ですが、頭だけ理解するレベルだけではなく、これが体現できるようになってきたら、めちゃくちゃ変わります。

恋愛も、仕事も、もちろん人生も。

この考え方は僕の人生を大きく変えたすごくオススメな思考方法なので、シェアさせていただきました。

なるほど、と思った方も、
なんかわからん、と思ったかも、
なにを言ってるんだろう。ちんぷんかんぷん。と思った方も
もしかするといるかもしれません。

僕も、この記事を1回読んだだけで体の隅々までわかるようになるもの、とは思っていません。

この考え方を提唱したアドラーさえも、アドラーを日本にオススメした「嫌われる勇気」を書いた翻訳者の方さえも、未だにハッキリとは理解しきれなくて日々鍛錬している感じです。

4.同じ事象でも捉え方を変えられる、という話

最後に、具体的な例をあげて終わりにしたいと思います。

例えば、「満員電車の中で、自分の足をハイヒールでめっちゃ強く踏まれた」という事象があったします。

もしその日、好きな先輩にめちゃくちゃ褒められたとか、すごく楽しいことがあって、気分がルンルンしていたとします。

その時なら電車で足を踏まれても、イタイけど許せる。
すごくイタイけど、「大丈夫です」と言える余裕があります。

もしこれが、元々めちゃくちゃイライラしているときはどうでしょうか?

仕事で、電車の遅延でクライアント先にいけなくて、30分くらい待たせてすごい迷惑をかけてしまった。

と思っているところに、友達にすごく嫌なことを言われて、女の子と約束したデートをすっぽかされる、みたいな日でイライラしてたとします。

そんな「今日はもう最悪だな・・」という満員電車でしんどいときに、ハイヒールで踏まれたら、結構イラッとしませんか?

「ハイヒールで足を踏まれる」と同じことをされているのに、イラッとのし具合が違うはずですよね。

で、これはよく考えると「ハイヒールで足を踏まれた」という事実は同じなのに、自分の感情の出方が違っているということは、

その「ハイヒールで足を踏まれたという事実に自分の感情が反応しているわけではない」ということなんです。

つまり他の要因があって、イライラしてることが積み重なってて、自分の状態がよくないからむしゃくしゃしてて、「その足を踏まれる」というトリガーによって感情が爆発する。

そのイライラの爆発は「ハイヒールで足を踏まれた」ということは関係しているが、100%関係していない。という意味。

この出来事を一つ一つ分解して考えられると、とても楽です。

「あ、今の自分はめちゃくちゃ疲れてるんだな」、と思える。

踏まれた相手の人に対しても、「自分がめっちゃイライラしてたけど、でも他の原因があってムカついてるんだ」、とわかることがすごく大事です。

これができると、アンガーマネージメントもできるし、イライラが抑えられたり、なんで自分がこんな状態なんだ、ということがわかるので、すごく楽です。

話を戻すと、
「目的論」っていうのは自分のこういう感情の扱い方、「感情の猛獣使い」になれる感じです。
これをしていくと、「そもそも自分がこういう感情とか行動を決めている」、というのがわかるようになります。

これを実践していくと、しんどくなくなる。
「そもそも目的これだった!」と思えると、自分の行動とか、感情に舵を切りやすくなる。

行動とか感情を自分で理解できるようになると、その1つ1つの積み重ねが、日々の積み重ねに、人生の積み重ねになり、人生を作っていく。

なので、この考え方を知っていると人生が大きく変わります、というお話でした。

P.S. よかったらぜひ、思ったことをLINEでコメントいただけると嬉しいです。

「なるほど、勉強になった」
「よくわからん」
「もっとこういうことが知りたい」

なんでも大丈夫です。

コメントという「アウトプット」をすることで、今「インプット」したことが頭の中で定着しやすくなるメリットもあります。

全部のコメントは拝見してますし、何よりとても励みになります。

それでは今回は以上となります。